ひとり旅でなければ宿だけ決める気まま旅なので、移動は大抵バタバタです。搭乗4日前なのにskyscanner経由GOTOGATEでカイローシャルムエルシェイク往復15,483円/人と破格だったので、ピラミッドカウントダウンからの正月早々ダハブへの国内移動を決行しました。
カイロ→シャルムエルシェイク:フライト移動
フライエジプトはターミナル2
ダハブを満喫できるよう、フライエジプトの朝の便を予約。カイロ国際空港のターミナル2という小さな航空会社たちの乗り入れが行われるターミナルで搭乗します。
エジプト国内線の荷物の重さはザル
フライエジプト公式サイトよりもGOTOGATEが安かったため、預け荷物の重さが選べず20kgのお金しか払ってなかったのですが、超過料金は取られませんでした。ありがたい!
ゲートが少なく、保安検査はフライトごと。フライト名を叫ばれたら保安検査を受けるという慣れない手順。ほぼシャルムエルシェイク行きばかりだったので本当に紛らわしかった。そして、アラビア語で発音されるとめっちゃ短くシャルエルシェイグ(sharm el sheikh/喉潰れるグ)となり、特有のグ音で最初はなんて言っているのかわからなかったです。笑
保安ゲート手前にあったカフェは友達曰くめっちゃまずかったらしいので要注意です。
フライエジプトはLCCながら、500mlのミネラルウォーターをもらいました。特に何か不満も困ったこともなく1時間で着陸。
シャルムエルシェイク空港に到着
シャルムエルシェイク空港はイスラエルが市内半島を占領されていた頃に開発されたリゾート地であり、また最近COP15が開催されていたこともあり、かなり綺麗にデザインされ整備されていました。日本人には全く馴染みがないですが、荷物受け取りの画面を見る限り欧米の色んな国から直行便の乗り入れがあるようです。知りませんでした。
シャルムエルシェイク空港→ダハブ:タクシー
客待ちしていないタクシー
私たちは時間短縮のためにシャルムエルシェイク空港から直接パッカーの沈没地らしいダハブに向かう予定でしたが、シャルムエルシェイクはなぜかUberもCareemも使えません。
配車アプリを使用する予定だったので原始的な方法でタクシーを捕まえる必要がありました。
カイロ国際空港のように客引きがたくさんいるかなと思いきや、まさかの全くいませんでした。フライトが離発着している時間帯の空港にタクシーいないことってある?と途方に暮れていたところタクシーの元締め的なおじさんに1200EGP(6000円)と声をかけてきました。カイロだとあり得ない金額だと思い値下げしてと言ったら他の客を探しに行ってしまいました。戻ってきたので、1000EGP(5000円)で、と伝えたらOKが出たのであてがわれたタクシーに乗りました。
あてがわれたドライバーさん、この国では珍しく英語話せるめっちゃフレンドリーな人でやっと旅っぽいタクシーだ(笑)と少し嬉しくなりました笑。彼曰く、自分を直接捕まえてくれたら700EGPだったのに、おっさんにいくら払ったの?と聞かれました。おっさん運転もしないのに最初500EGPも横取りしようとしていたことを知り、エジプトだわ〜となりました。
戻りのタクシーも予約しておこう
ダハブからシェルムエルシェイクのシェラトン・シェルム・リゾートに戻る時もそのドライバーさんの番号をもらっていたのでお願いをしました。帰りは800EGP(4000円)でした。
シナイ半島のセキュリティチェック
ダハブまで空路を選んだ理由の一つにチェックポイントがたくさんあることとシナイ半島の治安懸念がありました。カイロとは景色の違う空港からダハブまでの道中の景色はイスラエルの景色を思い出し、ここがバチバチのシナイ半島であることを嫌でも意識させてきます。
ただ、チェックポイントで主にチェックされているのは、「シナイ半島以外に住んでいるエジプト人」かどうからしく、国内の人のテロを防ぐためだそうです。逆に外国人(国によるかもですが)はほぼノーチェックでした。運転手さんがチェックの人に「ヤバー二!ヤバー二!(日本人!日本人!)」と叫んで終わりのところもありました。彼も顔馴染みのところはIDも出さずスルーという感じでした。結構頻度高いので、これ全部陸路移動は絶対に嫌だな〜〜と思いました。多分私たち以外の国籍やエジプト人が同じ車に乗っていたら毎度ID全員出せになっていたかと思います。
これからもフライトの安全性が低い国以外は素直にフライトを予約していきます(笑)
シャルムエルシェイク空港→カイロ:フライト
エジプトエアで戻る
エジプトエアはフルコストキャリアであるにも関わらず、そこまで高くありませんでした。マイルも溜まるので公式サイトで予約したかったのですが、なぜか決済が永遠にできずGOTOGATEで購入しました。
シャルムエルシェイク空港の保安検査は色々厳しい
シャルムエルシェイク空港にタクシーで入る時にも入場料が請求されました。(いくらか忘れました)また、保安検査も国際線並みに厳しく、国内線なのにドリンクなどの液体物は没収されました(泣)
安定のエジプト国内線の荷物の重さはザル
エジプトエアもLCCではないのに荷物も預け荷物23kg、持ち込み8kgまでだったのですが、こちらも超過料金は取られなかったのでドリンク類も荷物に入れたらよかったなと悔やみました。
国際線機材だったのでとても綺麗な機内でした。ただ、ナショナルフラッグなのに、配られた水は行きのLCCフライエジプトより小さいサイズでした。笑
シナイ半島は2023年10月現在かなりばちばちなのでもしかすると陸路でシナイ半島に入るのは、本当にめんどいかもしれないです。フライトをおすすめします・・・・