個人手配旅行のいちばんの壁とストレスは入国と移動についてだと思います。エジプトの配車アプリを使ってもカイロ国際空港からの脱出は大変でしたし、カイロ市内移動もいろいろと困ったので参考いただければ嬉しいです。エジプトでもUber利用がおすすめです。
アライバルビザは25″USD”
USDは日本で多めに両替しておいた方が良い
エジプトの観光ビザは空港にてアライバルビザを25USDで取得できます。ちなみに、エジプトにおいて、外国人は宿泊費・宿泊税もUSDで支払う義務になっています。また、チップもよくUSDでせびられます。
為替変動がすごいのでエジプシャンポンドではなく外貨が欲しいんだろな…..というのは、USD流通全盛期のカンボジアに住んでいたので違和感はないのですがやはりややこしい。
だからといって、カンボジアのようにエジプトのATMでUSDが引き出せるわけではないし、早朝だからとイミグレで両替すらできなそうでした。やはりスムーズな入国やその他支払いやエマージェンシー時のためにある程度のUSDを持っておくことをお勧めします。シナイ半島のダハブの自然保護区の入場料は外国人は10USDで絶対クレカで払えないような場所でした。
両替はチケットレンジャーがお勧め
現在絶賛円安中のため、私はできるだけ新宿のチケットレンジャーで両替しています。マジでレート良すぎスポットです。ただナマモノ扱いなのでドルがいつもあるわけではないので注意です。*夜だとほしい通貨が切れていることがあるので昼間に行くのがいいかなと思います。
ビザ購入カウンターはしれっとある
私たちはエティハド航空だったので早朝にターミナル2に到着。イミグレの左手にあったこちらのいかにも銀行なカウンターの真ん中、丸い黄色い看板の後ろのBanque de Cairoのロゴの下のおじさんのところでビザを買えました。銀行の委託業務なのか?場所は分かりづらく、一瞬戸惑いました。
購入したビザシールを、イミグレおじさんに入国カードと一緒に渡して貼り付けてもらいます。私は上下逆に貼られていました。雑・・・
また、入国カードはこんな感じです。特に変な記入項目はなくよくある内容です。
エティハド航空で入国したのでただのコピー紙だったのですが、エジプトエアの入国カードはネフェルティティが描かれていてめちゃかわでした。エジプトエアの国際専用機材に国内線で乗ったときに見つけて拝借しました。いつか使うから貰ってきちゃったの許して〜!
Careemでの空港脱出は大変
配車アプリの空港ピック場所はまさかの駐車場
空港からは、UberかCareem(中東の配車アプリ)で移動すればいいっしょ〜と気楽に考えていたのですが完全に間違えでした。
配車アプリを使ったお迎えはターミナル前では禁止されているようで、駐車場(ガレージ)の3階のA ?とかいう場所を自動的というか強制的にピックアップポイントに指定されてしまいました。何時にトライしてもこうなりました。Uberも同じかと思います。
肝心のそのピックアップ場所が本当にどこなのかわからず、あたりにいる人たち誰に聞いてもわからないと言われる始末。ひとまず空港から出て、右の駐車場らしき方向へ歩いて向かいました。
Careemは英語話せないドライバーさんが多く、どこにいるのーー!?的な鬼電がかかってきましたが、全く理解できず。空港スタッフぽいお兄さんに電話を代わってもらい引き合わせてもらいました。
お兄さんまじで朝っぱらからよくわからん日本人たすけてくれてシュクラン。こうして無事にカイロ国際空港を脱出したのですが、荷物を押しながら15分くらい駐車場まで歩かされて早朝からめちゃ疲れました。
結論:事前にホテルに送迎依頼を行なおう
エアポートタクシーは客引きがだるくて交渉も面倒かなと思うので(挑戦はしていない)、「ホテルシャトル」または「ホテルにタクシーを依頼」した方が良いかなと思います。
市内の渋滞がひどいので、夜の到着は一旦ノボテルなどのエアポートホテルがスムーズでいいかもしれません。シャトルバスもあります。
エジプトの配車アプリ事情
今回のエジプト旅行通じた教訓は、ケチった旅をする予定でない限りUberを使った方が良いということ。理由は現金支払いを求めるドライバーが多く、エジプトの配車アプリの「カリーム」を使って運転手とのトラブルが多発したからです(汗)料金は数百円UBERが高いくらいですが、英語話せる人も多く車も綺麗でおすすめします。
現金が欲しい運転手さんvsカードで払いたい外国人
中東ローカルの配車アプリCareemだと決済方法が事前にわからないようでアラビア語で現金で払えよ!と電話かけてきたり、車乗るときにチップは現金で払えよ!(しかも多額請求w)とか、全部現金で払え!と言われたりしました。チップはアプリで払っているのに現金も要求されたりもしました。そして多くの人は英語わからないので、訴えている内容が分からなかったです。分からないことにキレられます。わからん。
配車アプリ使ってるのになんで現金なんだよ……と思うのですが、まだまだおそらくその日暮らし的な家計のやりくりをしているからかな・・・と想像しています。また、Careemは話せない人に限って現金くれ主張をしてくるので高頻度で揉めました……
最後にCareemを使ったときには、目的地まで到着していないのに、車を止めてアラビア語で金を捲し立てられたので怖くなってCareemのサポートセンターに電話しました。
Careemはありがたいことに英語でのサポートを行なっていて、自動音声に従いダイヤルを押すとすぐに英語が話せるオペレーターと話すことができました。とはいえ毎度問い合わせしてはいられません!笑
事情を説明し、運転手とも話してもらいオペレータからはあなたは何も間違ってないし現金を支払う必要はない!とサポートしてくれたのですが納得しない運転手は自分でサポートセンターに再度電話する始末(カオス)
私たちはできる限りキャッシュレスで済ましたいし、金で揉めたくないからアプリ使っているのにと思いますがまあ仕方ない。
絶対外国人フレンドリーなUberを使うべき
そこからCareemを使うのをやめてUber一択にしました。外国人しかほぼ使わないと思うので、料金は少し高いですがたかが知れています。英語も多少は通じるドライバーさんも多いし車もキレイめなのでとても平和に過ごすことができました。
Uberであれば、事前に決済方法がわかるようなのでマッチした後、カード支払いであることがわかると即キャンセルされるのでお互いハッピーにならない取引は成立しづらくなっています。また、勝手にCareemの方が稼働している車多そうと思っていたのですがUberでもいつもリアルタイムに乗車できました。
ちなみにエジプト人はカードのことをVISAと呼んでいるので、VISA?と聞かれたら照査ではなくカードのことを指しているとご認識ください。(バンドエイド的なw)
ちなみに、UAEではCareemでも問題なくUberよりちょい安で利用できていました。
他の都市での配車アプリ状況
ルクソール・アスワン:利用可能だが、台数は少ない
シャルムエルシェイク:完全利用不可
・エジプトでは観光客はUSドルでビザや宿泊料を要求されるので用意しておくとスムーズ!
・空港脱出はホテルに手配を依頼すること!
・タクシーはちょっと高いけどUberを使うこと!