2024年5月最新【チェンライ】タイ北部お茶の村メーサロンへの行き方、村内移動、宿

タイ

パンデミック以降の情報がかなり少なく無事に街中に帰って来れるのか不安になりながら、中国・台湾茶好きとしては見逃せない、タイ北部チェンライの田舎の村「メーサロン(メーサローン)」へ週末旅行に行ってみました。

メーサロン山(Doi Mae Salong)とは

メーサロンの今

メーサロンは、チェンライ市街のもっと北に位置するなぜかタイでの中国茶の産地として有名な村です。そしてなぜか聞こえてくる音は中国語が多く、ローカルフードは日本人には馴染みのないもの、おそらくみんな大好きになる雲南料理。台湾でも雲南(雲南行ったことないので・・・)でもないのですが、タイではないところに来たという異国感がありました。

なぜタイに中国語が話され雲南料理、中国茶のある村があるのか

メーサロン村は、中共内戦で敗北した国民軍のうち、雲南あたりにいたために台湾に逃げられなかったチームがまずミャンマーに逃れたもののミャンマーの政変でまた終われ、メーサロン村にたどり着いたということです。

いわゆるゴールデントライアングルエリアに近く、当初はもともと住んでいた土着の少数民族と同様で中国国民党の皆さんもケシ・アヘンの栽培で収入を得ていたそうですが、王様からそれをやめる代わりにタイの市民権を得ることができる許可をもらったそうです。そして台湾からの支援で、ケシ畑を茶畑とし産業を築き、観光開発にも力を入れて今に至っています。

お茶好きかつ秘境好きの方におすすめ

まさかのメーサロン村にはセブンイレブンがありますが、レストランやカフェがたくさんあるわけでもなく、夜行く場所もない、お茶メーカーは異常にたくさんあるそんな田舎村です。福岡八女の星野村のような茶と長閑さを求めに行く刺さる人には刺さる秘境という感じです。

メーサロンへの行き方

タクシー

所要時間:1時間強

チェンライ市内から一番移動が楽で確実なのはタクシーです。
Grabで700バーツで捕まったので、よっしゃ!と思ったのですが、新興国あるある。電話がかかってきて遠いからそれじゃいかんよ。行って帰ってくるだけで半日だよ、1日分の1500B払ってねと電話が来ました。やっぱそうだろうなと思ったのですが、朝まったりしてしまったので他の手段を取れず、交渉もだるいのでGrabキャンセルしてお支払いして向かいました。

タクシーガンガン飛ばすのと、ちょっと危ないショートカットの道を通っていたので、空港北部の滞在拠点から予約していたホテルまでちょうど1時間で到着しました。ダウンタウンからも1時間半あれば余裕で到着すると思います。タクシーチャーターであれば日帰りメーサロンでも全然OKですね!

公共交通機関:ミニバン→ソンテウ

所要時間:2〜3時間

チェンライのダウンタウンから出発する場合は、チェンライバスターミナルからメーサイ行きのバスやらミニバンに乗り、途中のメーチャンで降ります。そして、メーチャンにてメーサロン行きのソンテウに乗り換える必要があります。1日3便(2024年4月現在)

メーチャンでのソンテウ乗り場

乗り場は、メーチャン中心部のタピオカ屋さんの前(笑)です。タイミングがよければ緑のソンテウが目印となると思います。道を挟んで反対側はタイでよく見る青のメガネ屋さんです。行きに利用していないので、このソンテウ乗り場の近くでチェンライから乗ったバスやソンテウが降ろしてくれるのか分かりません。面倒な人は、市街地からここまでgrabで来てもいいと思います!平坦な道なのでメーター外の金額をふっかけてくることはないと思います。

乗り合いは1名100バーツですが、もし乗れなくてソンテウを貸し切る場合は500Bになるそうです。複数名で行くにはタクシーよりは手頃ですがフリーのソンテウが捕まれば・・・ですよね。

メーチャンでのソンテウ乗降所

降りるのも乗るのも、メーサロン老舗のゲストハウス、新生旅館(Shin Sen Guesthouse)の前です。

メーチャンでのソンテウ降り場

一方、帰りソンテウで降ろされたのはチェンライ行きのミニバスが止まるバス停の前でした。Grabを読んで早く帰ろうと思いましたが全く捕まらず。そうこうしている間に乗合バスが来たので無事帰宅。とはいえ、ちょうど乗る人数分の座席が空いていたから良かったのですが、空いていなかったらどうなっていたのだろうか。チェンライバスターミナルより前に降りたかったので、空港手前で他の乗客が降りるタイミングで私も降りて45バーツでした。直接運転手さんに支払いました。

バイク

初めてのチェンライ郊外だったので借りている原チャで行く勇気がなかったのですが、結論としては原チャでもバイクでもいけます!とはいえ、ソンテウで通った1089からの1130ルート(青の左)と、通ったことはないのですが少し北から迂回する1130ルート(青・右・通ったことはないのですが…)をお勧めします。タクシーで通ったショートカットできるGoogle先生が導く道(赤)はかなり急で道幅も狭く危険に思いました。

メーサロン村内移動

レンタルバイクしかない…

様々な方の過去のブログを見ているとバイタクのゼッケンのおじさんたちがセブンあたりにいるなどの情報がありましたが、ローシーズン(大気汚染のひどい春ごろ)だからなのか週末なのに皆無でした。ホテルの人にもいないの!?と驚かれましたが、GrabやBoltも全く捕まらず。タクシーも返してしまったので、ネットに唯一バイクレンタルしているレストランがあると見つけたので借りに行きました。

ヤーンミンレストランでレンタルバイクを借りる

セブンからしばらく歩き、ヤーンミンレストランに近づくもまさかのクローズ。しかしバイクを借りないことには何もできないため看板に書いてあった電話番号に電話。すると英語が通じるオーナーさんの女性が出てくれました。私モタサイ借りたいんだけど今日はお休みですかと尋ねたところ、今日は村から出ているから友達に頼むね!レストランで待ってて!と融通を聞かせてくれました。タイミング悪くシャワー中だったご友人のママさんが髪びしょびしょのまま来てくれて(笑)レストランの中からバイクを出してくれました。原チャとヘルメットを250バーツで翌日の昼過ぎまで(だいたい24h)借りました。

パスポート持ってくるの忘れたのですが、さすが田舎の性善説。ID人質はなく貸していただけました。

レストランのすぐそばにガソスタもあり、そこでガソリンを入れて(種類は91!)レッツゴー。古い原チャですが、どうにかこうにか山道も低速ではあるものの村内縦横無尽に移動できました。オーナーさんには感謝です。

翌日もレストラン営業していなかったのですが次回行く機会があれば絶対にご飯行きます。

ヤーンミンレストラン

村内徒歩移動はイケるか

滞在2日目、日本人男性っぽい方が村内を歩いて移動しているのを見ました。声かける良いタイミングあれば乗せてあげたのにな…と思いながらも私より若そうだし、まあいっかとスルーしてしまいましたが。とはいえ、バイクないと全然移動できないので私のメーサロンへ行った目的である茶畑巡りはできないと思います。茶畑いかないメーサロン逆に何するんだろうか。

メーサロンに泊まる

正直、茶オタク以外は日帰りでもいいと思いました。というのも、過去のブログ見て楽しそうだな〜と思っていた夜市がコロナ以降開催されていなかったからです。朝市もそこまでの規模もなく….とはいえ、お茶会社がそれぞれホテルやグランピングを運営しており、お茶好きさんはぜひとも宿泊し、お茶ツーリズムを楽しむのがおすすめです。

次回泊まりたい宿:Wang Phu Tang Boutique Hotel

今回は街中にあるお茶屋が運営するWang Phu Tang Hotelに泊まりましたが、車などで来るならば少し郊外にある系列の茶屋のホテルが茶畑グランピングで素敵でした。見える屋根の下にテントがはられているので悪天候でも安心。

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