エジプトいくと決めてからまず行くことを決めた、観光地化されておらず物価安めだとバックパッカーや沈没系におすすめされているダハブ。紅海は思ったよりも砂ビーチがなく、海を楽しめるシュノーケルツアーに参加することにしました。
現地でツアーを予約
ホテル近くの旅行会社へ
今回、アカシアダハブホテルという車通りのあるダウンタウンみのある通りに面する、ホステル寄りのブティックホテルに滞在しました。レセプションでツアー予約ができるかと思いきや外のエージェント行けと言われたため、大通り沿いを歩くとすぐにHEAVEN GATE TRAVELという旅行エージェントを見つけました。聞いてみるとシュノーケルツアーあるよとのことだったので前日の夜に予約しました。
案内されたこと
・明日8時にホテルピックアップ
・国立公園の入園料25EGPは別途現地で払うよ(これは現地人、実際は外国人は10USD/人)
・ランチ付き
と共有を受け1人25ドルクレジットカードでの支払いを済ませて予約完了できました。
ダハブはワンコがいっぱい
スパニエル系看板犬のスーコ。うちのワンコと似ててめちゃかわ。
日本ではキャバリアしかスパニエルの顔見ないから似ているワンコに会えて嬉しいな〜とヨシヨシしていましたが、エジプト安定のみんなの残飯を食べさせられていて悲しくなりました。
ツアー1箇所目:ブルーホール
朝8時のピックアップ
空腹で船乗ると死ぬので、ホテルの朝ごはんを食べてから迎えを待ちました。ツアーあるあるな乗り合いバンに乗せられて他のグループのピックアップに向かいます。他の参加者を待っていると、女の人がお菓子の袋と大量のレッドブルが入ったビニール袋をもって乗り込んできました。次第に気づいていくのですが、今回のツアーは私たち以外全員エジプト人!
エジプト人は一応ムスリムだからビールや酒を飲まないかわりに、特に女性はしこたまレッドブルを飲むみたい。カフェインとアルコールどっちがいいのやら?笑
やーっとみんな揃ったところで、ブルーホールへむかって街を北上。
ブルーホールの外国人入場料は10USD
ブルーホールに到着。入場料はツアーエージェントで25EGP(130円)と聞いていたのに実際の金額は外国人10USD。10倍違う。パスポートもデータまたはコピーを持参し、必ずキャッシュを握りしめていくように!
明らかにアジア人なのに、なんでエージェントはローカルプライス教えたんだろう?と思うのですがコロナ後の各国の外国人観光客への極端な値上げラッシュで急にそうなったのかなとか思ったりしています。ちなみにツアー内で最低限必要な支払いはブルーホールの入場料のみでした。
ツアーの拠点はカフェ&レストラン
今回のツアーの基地は、海向きのカフェ&レストラン。海に沿ってカフェレストランが並んでおり、ツアーごとにそれぞれのカフェレストランがツアー拠点になります。
デカい荷物や着替えは基本ここに置いていくように言われますが、ロッカーなどはもちろんありません。笑
シュノーケルセットやライフジャケットやシューズもこちらで貸し出してもらいます。ブルーホールは保護公園内のためローカルの人も入場料を支払っていることから比較的整備されていて治安も良く安心して滞在できました。また、もちろん更衣室などもないので、水着は着てくるのがベストです。
そして早速レストランの個人の席に貴重品入りのカバンを放置し(ロッカーないので貴重品は最低限が安心ですね)目の前の「ブルーホール」へシュノーケルに向かいます。
レッツシュノーケリング!
ビーチがないので、入ったらすぐ海。ブルーホールはサンゴスポットはかなりビーチに近く、みんな一方通行に泳いでシュノーケルをします。かなり浅めなので、注意しないと足がサンゴにつきます。ほんとにサンゴが水面に近くて、最高な一方、絶対にサンゴに触れてはいけない!当たってはいけない!と言われていましたが普通に水面にサンゴが近すぎてスネを擦りました。擦り傷ほんとにいたいし血が止まらないので気をつけて。
本当に海に入った瞬間からアンダー・ザ・シーの世界でした。紅海すごい。
ライフジャケットも借りれるのと潮の流れがちょうどよく、浮いていれば頑張って泳ぐ必要もなくまったりとサンゴやお魚を観察できます。泳ぐの大変そうな人にはガイドさんと浮具を共有したりと初心者でも陸が近いので安心して挑戦できると思うので子供にも問題なく楽しめるシュノーケルスポットでした。
子連れの家族はツアーではなく自力でブルーホールに来てまったりとブルーホールのシュノーケルを楽しむのがよさそうだなと思いました。
ワイルドな移動手段
ブルーホール公園内から出ている小さなボートに必要分の荷物を持って次のシュノーケルスポットへ移動します。
アラビア語を話している人しかいないことに気づく
旅行先で参加したツアーに現地の人が参加しているなんてことがこれまでなかったため、めちゃくちゃ驚いたのですが私たち以外の参加者は皆エジプト人だったので説明がアラビア語で始まってしまいテンパりました。笑 女の子もベールなんてしてないしふつうの私達と変わらない水着で海に入ってるし、ビヘイビアも私達と変わらないため同じような他の国から来た旅行客だと勝手に思い込んでいました!
まずはボートで移動
岸壁からボートに飛び乗っていざ出発。
海の色きれいでボートはとても気持ちがいい!
帰りはボートでエンストして潮に流されてうちらはここで死ぬのか?と思いましたが普段外でビール飲めないだろうパパさんがビール片手に酔っ払っててハプニングを楽しんでいたので癒やされました(笑)
ワクワクのランクル移動
陸についたらつぎはピックアップトラックに乗って荒野を移動。自力で国境超えるカルテルみたいな気持ちで、色んな国行ってきたけどはじめての景色と体験で最高でした。
シュノーケルは一回で十分であれば、2個目をスキップも可
2個目のシュノーケルスポットをスキップして3つ目のビーチに行くというゆるゆる選択もできたようで、行きの車で一緒だったグループはガイドさんに交渉して次のスポットをスキップして3つ目のビーチに直行していました。
ツアー2箇所目: ラスアブガルム(Ras Abu Galum)
ベドウィン風カフェを拠点に
2箇所目のシュノーケルスポットは、ラスアブガルムです。こちらもビーチ前にカフェがありそこに荷物をおいてシュノーケル行くスタイル。めちゃ荒削りなスペースだけどこのすわるところがアラブのヒッピーなかんじてとてもいい。東南アジアやアフリカ、カリブのビーチとはまた違う!
とはいえもうお昼過ぎててお腹すいてきたころ。飲み物メニューはあるけど僻地だからご飯はなさそう。どっかのパパは持ってきたパンめっちゃ食ってるが、ランチインクルって聞いていたので何も持ってきておらず。
もしや夕方がランチのローカルタイムなのかなと薄々気づく私達….
シュノーケリングタイム!
こちらのシュノーケリングスポットもサンゴに近くて、魚もたくさんでとてもたのしかった!
エジプト人や他のアラブ系ムスリムの人たちも、思いっきりビキニの子もいれば、帽子とスカートと全身水着を着て、髪の毛をかくし、お尻のラインを出さないスタイルでシュノーケルしている人たちもたくさんいました。
謎のスーパーマーケットの中に荷物を置かせてもらっていました(笑)
荒野のトイレはまあまあしんどそう
トイレはこんな感じのため、私は海の沖の方で済ませて結局最後まで行きませんでした(笑)
ツアー3箇所目:ブルーラグーン(Blue Lagoon)
シュノーケルではなくビーチチルスポット
また車に乗り3つ目のビーチ、ブルーラグーンへ。
ラグーンとは
「ラグーン」とは、潟湖(かたこ)の意味で、「海の一部が砂し・沿岸州などので,外海と切りはなされてできたあさい湖。完全にとじこめられると,川の水で塩分がうすめられ,淡水湖になる。」(学研キッズネットより)とのこと。地図を見るとまさにそのような場所。
ここはシュノーケルしてもなにもいないよといわれ、海水浴とビーチをとりあえずビーチの向こうに見えるサウジアラビアの山々を見つつ、日光浴。ここにもアラブなカフェ席がたくさん。
さすがに昼過ぎの海水はつめたく、私は海にははいらずでした。
秘境もわんわんパラダイス
ビーチにはたくさんのノラ犬がいて、寝床を取られる私達。そして、この辺りに住んでいるベドウィンの子どもたちがめっちゃ物売りしに話しかけてくる。
永遠に来ないランチタイム
14時過ぎても案の定ランチタイムが来ず、飲み物はカフェにあるけど…ベドウィンの子達がお菓子売ってくれたら買ったのにな!多分外国人は皆食べ物ほしいよ!笑 って教えてあげたいけどカモになりそうだから勇気が出ず。
ちょっと肌寒くなったので、セージを煮出したベドウィンティーをオーダーしました。250EGPくらいだった気がします!
ダハブのビーチは砂というより砂利なのでスナスナにならないのがよかった。
全行程終了後の16時〜ランチ
ツアーエージェントにランチ込みといわれていたので何もスナックとか持ってきていなかったのですが、移動のたびにランチのラの字も誰からも出てこなくてさすがに飢えるかと思いました。これまでのピラミッドツアーもランチたべる?の質問が夕方だったことからもエジプトのランチタイムは激遅仮説を持っていたため確信に変わりました。
なんと、ランチは3つ目のビーチから最初のブルーラグーンのカフェレストランにランドクルーザーとボートではるばる戻ってきてからでした。チキンと何かで選べました。忘れましたが私たちはチキンを。
ご飯が出てくるときにはすでに日暮れ。ツアーの最後にランチするならばもはやランチなしで解散でいいのではないか?と思いながら鶏プレートを食べました。ダハブ中心に近づくにつれて猫の出現率が高くなります外でのご飯は大変。
東南アジアみのあるご飯だけどめちゃ優しい味でおいしかった。ほんとにエジプトメシウマ〜
全然来ないドライバー
食べ終わるのもかなり早い方だったのに全くホテルまで送ってくれるドライバーさんが来なく、かなり待ちぼうけをくらいました。
こんな遅いならランチいらないね。と食べてる時に思ったけど、ランチあってよかったです(笑)結局ホテルに戻ったのは19時ごろだったと記憶しています。
1DAYシュノーケリングツアー総括
ビーチも海もみえる魚も移動もすべてが、ほぼ初めてな景色や体験の荒野ツアーだったので、とても楽しかったです!紅海すごい。1月だからなのか砂漠だからなのかやはり陽が落ち始めるとまあまあ気温が下がるのでそこは注意ですが、絶対にまた来たいと思っています!
持ち物まとめ
・1人10USD+ドリンク代 ・パスポートデータorコピー
・のみもの(水、ジュース、酒など)
・たべもの (ランチ遅いので、スナックやパンなど)
・ビーチタオル
その他気をつけること
・現地調達ツアーのランチは16時
・着替えは済ませて!
・砂漠なので夕方から寒くなるので上着持参
またダハブに来て、自力でRas Abu GalumかBlue Lagoonまで移動して掘建て小屋に1泊して、サウジ側をぼーっと眺めたり、焚き火しながら過ごしたい!