シャルムエルシェイクは、紅海の珊瑚と海の生き物が豊かなラスムハンマド国立公園(Ras Mohammed National Park)に隣接しています。シナイ半島はリゾート地でありながらビーチは少ないため、クルーズ&シュノーケリングツアーを予約しました。
ラスムハンマド国立公園ツアー概要
ラスムハンマド国立公園はシャルム・エル・シェイクの南に16キロにある、陸と海含む国立公園です。きれいな海の印象が強く船で海に出るツアーを予約しましたが、陸からアプローチし、切り出された石のオブジェ鑑賞、砂漠でラクダやバギーに乗ったり、時間帯によって色が変わるマジックレイクでのビーチステイ、シュノーケルができるツアーもありました。子供がいるファミリーやグループは陸からアプローチのツアーがいいかもしれないです。
クルーズ&シュノーケルツアー費用
今回はシャルムエルシェイクでの滞在日数が1泊の弾丸だったため、ネットで事前にクルーズ&シュノーケルツアーを予約しました。
調べたところGet your guideというドイツに本社のある欧米に強いアクティビティ予約サイトではシャルムエルシェイクのツアーが予約できたので初利用。日本語・日本円表示に対応していたので安心して予約できました。
もちろん英語ツアーでしたが、苦手な人でもどうにか大丈夫なコンテンツでした。
シャルムエルシェイクは日本人にはあまり馴染みのない行き先なため、アジア系のアクティビティー系のサイトにはシャルムエルシェイクのツアーについての掲載がありませんでした。
ツアー費用
日付や人数で割引が入ったり値段が違ったりしているのでサイトを見ていただきたいのですが、大体下記でした。
大人(13歳以上):4,000円代
子供(5-12歳):日による….
子供(4歳以下):無料
船も綺麗でセレブみのあるクルーザーかつ、デフォルトでぼったくりタクシーの街ですがホテル送迎込みなので、コスパはめちゃくちゃ良かったです。ランチも込み◯
また、追加オプションでダイビング体験もできます。日本に比べたらダイビング体験も良コスパです。
午前の部
8:15|ホテルピックアップ
Get your guideで予約を完了したところ、「お迎えの詳細について、アクティビティ前日にアクティビティ事業者からメールまたは電話で連絡があります。」とのことでしたが、ガイドからLINEの欧米版Whatsappで連絡がきました。
今回のツアーに限らず、エジプトでツアーや食事の予約についての細かいやりとりはWhatsappのメッセージで連絡取ってもらえることが多いです。そのため、英語が苦手でもGoogleを駆使しながらやりとりできると思います。電話番号認証などが求められるので渡航前に登録しておくことをおすすめします!
ガイドからは、何時にどこに行くよというピックアップのご案内と、事前に全員のパスポートデータを送ってという連絡が来たので友人分含めて送りました。シナイ半島なのでIDチェックが必須なのだと思いますが、データを送信したのでクルーズにはパスポート原本を持っていかなくて良さそうでラッキー!
9:00 | 船着き場に到着
様々なツアーの人たちが集まるボート乗り場に降ろされました。待合所ではチェックインやらライフジャケット、シュノーケルの貸出を受けました。
そして、船着き場の待合所の売店は街一番のぼったくり価格でした(笑)一本1000円を超えるレッドブルの価格をふっかけられ…エジプトでは日本より沢山の種類が売られていてココナッツもありました。
9:30 | 立派なクルーズに乗船
この価格でこんなクルーズに乗れるの!?と思うほどの大きくてきれいなクルーズ船に乗り込みました。快適に過ごせるところがたくさん
ソファーたくさんの2階
テーブルとソファーと人工芝で広々としたリビング的スペース。基本大人は爆睡。
昼寝にぴったりの屋上
屋上は何も庇がないので、日光浴や日焼けに良い。ここもみんな寝てた。
映える船首
カメラマンが色んなイメージ写真を撮ってくれる船首。最後に購入できます。
2階の船首ソファー席
2階の船首がいちばんのお気に入りでしたが、どこも居心地が良すぎました。1人30USDでこれに乗れるのは破格です。
10:30 | 2つのシュノーケルポイントへ
1月のエジプトは昼は陽が出て暑いのですが、海上の風は涼しかったです。海に入る前はぽかぽか陽気で深めの青いきれいな海と、青空とゴツゴツ岩岩しいラスムハンマド国立公園の、湾岸エリアらしい景色をしばらく楽しみます。
案内されるシュノーケルポイントは2つ。海に飛び込んでガイドのお兄さんに泳いでついていくシステム。キッズや老夫婦はいきなりのシュノーケルにかなりしんどそうでした。潜ったら潜ったで海底が深いので、それにも怯むという感じでしょうか。
いずれにしても海外あるあるのいきなりトライ!なのでやはり事前に浅い海でシュノーケル練習しておいたほうが余裕を持って楽しめそうです。また、かなりの距離を泳ぐので慣れている人ではないと余裕を持って楽しめない可能性があります。入ってすぐに船に上がってしまっていた人もいました。
それにしてもたくさん珍しい魚を見ることができてたのしかったです。
シュノーケルの後はダイビング体験が行われていました。別プランで追加料金だと思いますが、その場でも参加できそうな感じでした(笑)
1月は海に上がるとかなり風が冷たく感じましたが、お湯と紅茶が用意されていました。
シュノーケルのエリアあたりは、海の色がきれいなライトブルー、ターコイズブルーととても綺麗でした。
午後の部
13:00 | ランチタイム
外国人しかいないのでちゃんとお昼の時間にランチタイムが始まりました。船にはコックさんが乗っており、まさかの昼前はクルーズの一階で鶏肉をBBQグリルで炭火焼きしていました(笑)
サラダと肉とタヒーニ、マカロニ、ピタなどのビュッフェスタイルでとてもおいしかったです。
14:00 | 水没済みのホワイトアイランド*砂の島へ
、、、。砂の島のはずが、砂の島は水没していました(笑)そして、砂の島の近くは水深が浅く大きなクルーズは近寄れないため、泳いでいく必要がありました。人の頭がうじゃうじゃあるところに向けて泳がなければなりません。
その頃にはすでに皆疲れ切っており40名ほどのツアー参加者のうち、私達含めて6名の若者のみ島まで泳ぐと海に出ました。他の参加者のみなさんは日を浴びて寝てるか海で濡れて寒くてタオルにくるまり座っているか。
私達は海に飛び込み、ガイドさんについて行ってかなりの距離を泳ぎ砂の島に向かい、ああ、まあたしかにここらへんは水深が浅いね(笑)という感想のみ抱いて泳いで船に戻るという、がちの水泳合宿でした
16:30 | 無事帰港
曇り気味だったのもあり陽が落ちると1月はかなり風が冷たく思い、ずっと寒いな・・・と思いながら船に乗っていました。クルーズから見る夕日・夕焼けはとても綺麗でした。
クルーズを降りた後はホテルに送迎してもらい、ホテルで夕食を済ませてスーツケースを受け取り依頼していたタクシーで空港へ向かいました。
まとめ
シャルム・エル・シェイクにきたら絶対にラスムハンマド公園には行くべきですが、陸でのツアーか、クルーズツアーか、どちらかはメンバーの年齢や海の慣れレベルで検討した方が良いです。
子供や泳ぎに自信がない人は陸路でラスムハンマド公園を楽しむツアーでコーランが書かれた岩の門や、時間帯によって色が変わる湖で泳いだり、シュノーケルをするのが良さそうです。
泳ぎに自信があるひとや、泳がなくてもクルーズでラスムハンマド公園を楽しみたい人は、クルーズツアーがおすすめです!
クルーズツアー注意点
・タオルは持参!ホテルのビーチタオルを借りておこう
・着替える場所はないので、水着着用でツアーに参加すること
・1月などの涼しい季節は濡れたあと寒いのでぶ厚めの上着も必要
・お菓子は事前に購入しておくこと